こんにちは。
デルタ社が公開しているUZR(守備指標)をずっと追っている
てぃ(@th0m0m)です。
2018年のペナントレースが終了しましたので、
レフトのUZRランキング詳細をまとめました。
「UZR」ってなんだろう?という人は、
守備を「指標」で評価ができる「UZR」とは?理解すると野球の楽しみが2倍に!
で詳しく解説しています。
この記事ではこんなことをまとめています。
- 2018年レフトのUZRランキング
- レフトUZRの詳細内訳
- 規定以下(300イニング以上)のUZR詳細
レフトのUZR(守備指標)ですが・・・
恐らく平均のレベルが低いので、
それなりに守備ができる選手がレフトに入るとUZRの数値が飛びぬけるようですね。
トップはギリギリ規定守備イニングに食い込んできた楽天の島内選手。
次点では日ハムの近藤選手。
特に近藤選手は随所であぶなっかしい守備をみせながらも頑張っていました。
結果としてはこの2人が大幅プラスで、
オリックス吉田選手がレフトでは12球団平均レベル。
他はマイナス・・という形となっています。
UZR(守備指標)詳細を含めてみていきたいと思います。
だいたい5分程度で読める内容となってますので、
少々おつきあいお願いします。
Contents
2018年レフトUZR(守備指標)は島内選手と近藤選手が大幅プラス
9月末まで日ハム近藤選手トップでした。
しかし・・・
シーズン最後の方で島内選手が規定に載ったため、
トップが入れ替わっています。
そのため、
1位が島内選手。
2位が近藤選手となっています。
注意しないといけないのは、
西武の金子選手が規定未満ではありますが、
UZRで近藤選手よりも上にいることです。
規定以下(300回以上)の選手の数値はこちらです。
「UZR1000」のランキング
金子選手は規定以下とはいえ、
トップの島内選手と2位の近藤選手との守備イニング差はあまりありませんね。
そのため守備イニングを1000回換算で揃える「UZR1000」で
比較してみると良いと思います。
※300回以上の選手対象です。上位5名
- 島内 宏明・・24.9(UZR1000)
- 金子 侑司・・22.1(UZR1000)
- 近藤 健介・・13.5(UZR1000)
- 栗山 巧 ・・12.6(UZR1000)
- T-岡田 ・・10.8(UZR1000)
レフトの守備力に関しては、
割とこっちの方がしっくりくるかなぁ・・という印象ですね。
2018年レフトUZRの詳細:近藤選手のRngR(守備範囲)は悪くない
- ARM(送球貢献)・・補殺数だけでなく、走者の進塁をどれだけ抑止したかを測る指標
- RngR(守備範囲)・・守備範囲の広さを表す指標
- ErrR(失策防止)・・平均的な失策発生状況と比較し、「どれだけ失策を犯したか」ということから貢献度を計った指標
トップの島内選手ですが、
レフトの中では守備範囲の指標RngRの数値が抜群に良いですね。
そして、意外と近藤選手のRngR(守備範囲)が悪くない結果。
むしろレフトの中では結構良い方です。
ぱっと見、近藤選手は失策数がやや多いような感じですが
ErrR(失策防止)の数値もプラスとなっています。
指標上では、レフトの守備は決して悪くありません。
近藤選手は・・・
なんて謙遜してましたが、レフトの指標はむしろ良いので大丈夫です。
ただ・・
個人的に近藤選手は「サードでの守備」をもう一回みたいなぁ・・
以前サードやっていたときの指標、素晴らしかったんですよね。
日ハム近藤選手のUZR(守備指標)は?再度見てみたいサードの守備
で、このことは詳しく解説しています。
バレンティン選手のUZR(守備指標)にも注目
バレンティン選手の守備は・・見ている人は想像つきますが・・
UZRも酷いことに(苦笑)
安定して低空飛行です。
まぁ、詳細を見てみてもすべての数値が悪いのですが・・・
守備範囲(RngR)と送球(ARM)の指標に注目です。
2019年最新UZRランキングはこちらから
まとめ
もし宜しければ簡単なアンケートにご協力お願いします。
まとめますと・・・
- UZRレフトのトップは島内選手(守備範囲広い)
- 近藤選手の指標は決して悪くない(むしろ良い)
- 規定以下では金子選手のUZRが良く、全体で2位の数値
トップとワーストの差が激しい印象のレフトです。
来年はどうなるでしょうか。
他ポジションの2018年UZR確定版は▽こちらからどうぞ。
▷【2018年ファースト】UZR(守備指標)ランキング 確定版
▷【2018年セカンド】UZR(守備指標)ランキング 確定版
▷【2018年ショート】UZR(守備指標)ランキング 確定版
ちなみに、UZRはセイバーメトリクスの指標のひとつです。
「セイバーメトリクス」ってなに?という方には、
こちらで詳しく解説しています。
理解しておきたい指標などまとめてありますので、
ぜひどうぞ。
セリーグだと我らが中日のアルモンテなんですね(セリーグのレフトのレベルが……)。指標を守る限り、狭い守備範囲ながらも、失策防止、送球貢献がプラスということで、守備範囲内だったら割と堅実な守備ってことですかね?中日の外野は全ポジションでセリーグ1位のUZRを残し、かつ打てるので来年頑張って貰いたいところです。
アオヤマさん
コメントありがとうございます。
>セリーグのレフトのレベルが・・
そうですね~・・
セリーグのレフトはみんな守備指標が・・
パリーグは「指名打者」があるのが大きいかもしれませんね。
セ・リーグの場合は守備が悪くても、
どうしても守備につかせないといけないのでレフトに持っていきますが、
パ・リーグはDHで1枠使えますし。
>指標を守る限り
そうですね!
「守備範囲内」であれば堅実に、確実な守備をしている・・と見れますね!
ただ、外野のErrR(失策防止)の数値は内野と違い、
悪くなりづらい(差がつきにくい)・・というのはありますけど。
送球の貢献(ARM)は結構優秀な数値ですね~。
>中日の外野は全ポジションでセリーグ1位
中日の外野は堅いですよね。
センターの大島選手もトップのUZRを誇りますし、
ライトの平田選手も、上林選手・大田選手と遜色なくトップ争いをしてます。
根尾くんも中日に入りましたし、
楽しみが多い1年となりそうですね!
根尾くんもしばらくは2軍・・となるかもしれませんが、
1軍に上がってきたらしっかりと守備指標を追っていきたいと思います。