スポンサーリンク
セーフコ・フィールドの特徴
- 左中間が深く、右打者は苦戦する
- 春先は湿った空気でボールが重くなり、長打が出にくい傾向
- 毎年のように「ヒットが出にくい球場」というデータがでている
参考元:Wikipedia
みっち
この日(5月7日)の大谷くんは安心して見れた!よかった!
てぃー
そうだね。最後の7回はちょっと怪しい感じになっちゃったけど、それまではナイスピッチングだったね。
みっち
んで、今回は何が良かったの?
てぃー
うん。やはり一番はスライダーがしっかり低めにコントロールできてたことだよね。これで投球の幅が広がった。
みっち
あっそ。たしかに、あの落ちる球ばっかじゃなかったかも。
てぃー
そうそう、以前にも「ポイントはスライダーが決まるかどうかになる」とブログで書いたけど、スライダーが良いとこに決まればスプリットに頼らなくてよくなるんだよね。結果投球の幅が広がるから優位に立てる。さすがにストレートかスプリット・・だとどちらかに絞られやすいからね。
エンゼルス試合前:大谷投手登板予定。スライダーが低めに決まるか注目したいhttps://twitter.com/th0m0m/status/988762232996548608
https://twitte...
みっち
前回のピッチングはそんなにスライダー悪かったっけ?
てぃー
抜け球が多くて、正直コントロールできてない感じだったね。ちょっとそのあたり詳しく振り返ってみようか。
スポンサーリンク
Contents
低めに決まった大谷投手のスライダー
5月7日スライダーの詳細
この日(5月7日)は今までコントロールできていなかったスライダーが低めに決まっていました。
- 前回までのスライダー低め率→41.3%
- この日(5月7日)のスライダー低め率→71.4%
5月7日大谷投手の球種比率
そのため、スプリットに頼りきりにならず、投球の幅が広がって大谷投手が優位に試合を進めていくことができていました。
球種の比率にも顕著に表れています。
スプリットの比率が大幅に減り、変化球のメインはスライダーに。
ボールもしっかりと指にかかっているようなのでカーブの比率も増えましたね。
過去の球種割合は下記の過去記事から確認できます。
スプリットの割合が減ることにより、肘への負担等の懸念も払拭されるでしょう。
ちなみにスプリットと肘の負担に関しては下記記事で書いています。
スプリット(フォーク)が肘に負担がかかってしまう理由とは?
スプリット(フォーク)で肘を痛めてしまう理由。指の筋肉が原因か
僕は医学系を専門に勉強してきたわけではないので、色...
スライダーをコントロールできた要因
この記事の冒頭でも書きましたが、大きな要因の一つに「シアトルの気候」が挙げられます。
シアトルの春先は湿った空気でボールが重くなり、長打が出にくい傾向がある
湿った空気の中でボールがしっかりと指にかかり、
コントロールが上手くできたようです。
今までの大谷投手の投球を見ていると、
よく「指に息を吹きかけるシーン」を目にしました。
やはり乾燥を気にしていたのだと思います。
まとめ:低めに決まった大谷投手のスライダー。味方したセーフコ・フィールド
スライダーが低めに決まれば、
かなり楽にピッチングが展開できると再確認できたと思います。
この日の捕手はいつもと違うリベラ捕手でしたが、
マルドナード捕手に戻ったとしてもスライダーをしっかりと使ってくると思います。
問題は・・・
乾燥する気候の球場に戻った時にスライダーをコントロールできるかどうか
今後の観戦時は球場の特徴、気候にもチェックが必要ですね。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
[…] 前回登板の記事はこちらからどうぞ。 […]