こんにちは。
生まれたときから日ハムファンの
てぃー(@th0m0m)です。
現在日ハムのエース上沢直之投手。
右肘の2016年3月に右肘手術を受け、2017年から復帰。
2018年はチーム最多の11勝をあげ、
日ハムで一番信頼できる先発投手となっています。
そんな上沢選手の2018年指標を振り返っておきたいと思います。
2019年で25歳となりますが、
投手能力を示すFIPは向上中です。
FIP(投手能力)の数値が向上しているということは、
運に左右されない「純粋な投手能力が上がっている」ということです。
- 被本塁打率の向上
- 与四死球の向上
- 奪三振率の向上
このあたりを詳しく見ていきたいと思います。
だいたい5分程度で読める内容となってますので、
少々おつきあいください。
上沢投手のFIP(投手能力)は則本投手に次いでパ・リーグ2位
※規定投球回以上
※GB率に誤りがありますので後日修正します
出塁頻度を示すWHIPの数値も良く、
安定感がある素晴らしい投手ということがわかります。
そして、FIP(投手能力)の肝となる「K-BB率(奪三振ー与四死球)」の数値も、
規定投球回以上では3位で好成績となっています。
ここをもう少し詳しく見ていきましょう。
向上する上沢投手の「K-BB率(奪三振ー与四死球)」
2014年は防御率3.14で135イニングと活躍しましたが、
FIP(投手能力)は4.00以上と、
少し気になる数値で着地しています。
2017年までは同じようなFIP(投手能力)の数値でしたが、
2018年になってガラっと変わってきます。
これが「覚醒」というやつでしょうか?
「K-BB率(奪三振ー与四死球)」の数値が飛躍的に向上しています。
さらにもう少し詳しく見ていきましょう。
「奪三振率」と「与四死球率」の向上でさらに安定した投球へ
右肘の手術をしたのが2016年3月。
2018年で奪三振率と与四死球が大きく向上した結果、
投球内容が安定してきた印象ですね。
防御率と勝敗だけでみると・・・
2014年と2018年は似ているかもしれませんが、
投球内容は大きく変わっています。
これならコンディションさえ崩さなければ、
2019年も活躍は期待できると予想できますね〜。
まとめ
各数値をグラフにしてみると、
「走者被生還率」以外の数値が向上しているのがわかりますね。
全体をまとめますと・・・
- 2014年と2018年で成績は似ているが内容は全く違う
- FIP(投手能力)の数値が飛躍的に向上
- 奪三振率が向上した
- 与四死球率が向上した
上沢投手の球種等については、
【日ハム】上沢投手の多彩な球種・鋭い変化球に注目!各変化球の被打率が向上
で詳しく解説しています。
ストレートと球速がほとんど変わらないフォークがポイントですね。
これのおかげか、
他変化球の被打率が大きく向上していました。
2019年の活躍も楽しみですね〜。
怪我だけはしないように・・・
ちなみに、FIPはセイバーメトリクスの指標のひとつです。
「セイバーメトリクス」ってなに?という方には、
こちらで詳しく解説しています。
理解しておきたい指標などまとめてありますので、
ぜひどうぞ。