2019年3・4月の「WAR(総合指標)」ランキングをまとめました。
野手と投手別でランキング20位まで表にしてあります。
「WAR(総合指標)」とは何かと言いますと・・・
「代替え水準の選手」とは、平均よりも少し下に位置する選手を意味します。
詳しくは・・・
近年重要視される指標「WAR」とは?貢献度を評価する野手の究極的な指標
で詳しく解説しています。
ランキングを見ることで、
どの選手がどの程度チームに貢献しているのか・・というのがわかります。
だいたい4分程度で読める内容となってますので、
少々おつきあいお願いします。
Contents
【野手】攻守共に大活躍の山田選手1位!打撃・走塁・守備でトップの大活躍
3月・4月でWARトップとなったのはヤクルトの山田選手です。
打撃の方でもwRC+(打撃指標)で200越えと超優秀。
守備面でも「Defense指標」でトップクラスの数値を誇っており、
打撃面・守備面で大きな貢献度合いとなっていますね。
なにより注目したいのが、
打撃・守備のみではなく「走塁」の指標でもトップとなっていることです。
Base Running(総合走塁指標)
- 山田 哲人・・・3.8
- 金子 侑司・・・3.0
- 野間 峻祥・・・2.6
- 西川 遥輝・・・2.3
- 雄平 ・・・1.5
この「Base Running」の指標は「盗塁とそれ以外の部分」で得た利得の合算で求められています。
今更言うのもなんですが、
走攻守において隙の無い選手で素晴らしい選手ですね〜。
ちなみに他指標はこちらで詳しく解説しています。
【野手】2位は西武の森選手!捕手でありながら打撃・守備両方で大貢献
打撃においてもwRC+(打撃指標)で200越え。
守備面でも「Defense指標」でトップクラスの数値を記録するなど、
大活躍の3月・4月でした。
トップの山田選手とは走塁指標で差がついてしまいまいましたね。
まぁ、走塁部分は天性的な部分が大きいのでしょうがないでしょう。
【投手】WARトップは大瀬良投手と西投手!しかし横一線で団子状態
※「防御率」ではなく「失点率」の間違えです
投手の「WAR(総合指標)」は野手と違って横一線の団子状態となっています。
その中でトップの数値を記録しているのが・・・
- 広島の大瀬良投手
- 阪神の西投手
二人とも投手能力を示すFIPの指標が優秀であり、
投球回数も多く、結果としてWARはトップとなっています。
要注目の日ハム有原投手。FIP(投手能力)は一人だけ1点台を記録
ここまでで一番注目したいのが日ハムの有原投手です。
FIP(投手能力)の数値は規定以上では唯一の1点台を記録。
指標の内訳をみても・・・
- 奪三振能力が高い
- 与四死球が圧倒的に少ない
指標をパッと見るだけでも光ってますね〜。
昨年とはまるで別人です。
当ブログでは昨年有原投手に関して幾つか記事を書きました。
もちろん期待を込めてです。
これらの記事がゴミになるような活躍っぷり(笑)
いや〜、やはりファンとしては嬉しいですね。
これをどこまで続けられるでしょうか。
昨年との違いについてはまた別記事にて書きたいと思います。
まとめ
まとめますとこんな感じです。
- 山田選手が走攻守全てにおいて大貢献
- 光る有原投手のFIP(投手能力)指標
交流戦が始まる5月はどうなるでしょうか。
楽しみですね〜。
ちなみに・・・
「セイバーメトリクス」ってなに?という方には、
こちらで詳しく解説しています。
理解しておきたい指標などまとめてありますので、
ぜひどうぞ。