有原 航平投手

【日ハム】有原投手の好投が続く要因は?クローザー後に変わるストレートの質

こんにちは、生まれたときから日ハムファンの
てぃー(@th0m0m)です。

今回は日ハム有原投手の「クローザー経験後」についてです。
クローザー経験後の有原投手、
7月の月間MVPを取ったりと、素晴らしい投球が続いていますね~。

クローザー後の7月と8月の防御率も1.22となっており
この短期間でまるで別人のようになっています。

では、なにが変わったんでしょうか?
日ハムファンなら気になりますよね。これ。
使用する球種の比率も見てみたのですが、そこまで大きな変化はありませんでした。

結論から言ってしまうと・・

ストレートの質に大きな違いがでてきている

このストレートが改善されたことにより、
変化球の被打率が大きく向上している
んです。

このあたりを詳しく見ていきたいと思いますので、
5分少々おつきあい頂きたいと思います。

日ハム有原投手のストレート平均球速と150㎞以上の比率

ツイッターでも書いた通り、
まずはこれです。

  • ストレートの平均球速が2km上がった
  • ストレートで150km以上の比率が上がった

データは先発時のみのものとなっています。
結論・・
ストレートが強くなった

リリーフ前の平均球速→145.1km(297球)
リリーフ後の平均球速→147.2km(211球)

平均球速が147.2kmと、かなり大きく向上しましたね。
クローザー経験後の有原投手は、
しっかりと腕を振り切って力強いストレートを投げ込んでるシーンが多く見られます。

そして150㎞以上を計測することも多くなりました。

リリーフ前の150㎞以上比率→10.2%
リリーフ後の150㎞以上比率→16.1%

150㎞以上を計測することも増えてきました。
よく吉井コーチも言っていましたが・・
変化球を生かすためにも、まずは力強いストレートが必要

ストレートが力強くなったことが、有原投手復活のひとつの要因となっています。

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日ハム有原投手のストレート内角比率について

もうひとつストレートで大きく変わったのがこれです。

ストレートを内角に投げるようになった。

クローザー前の有原投手は、
正直に言ってストレートを内角へ投じる比率は低い傾向でした。
日ハム先発投手平均が約19%なのに対して・・・
有原投手のストレート内角比率は約7%
詳しくは過去の分析記事でも書いています。

日ハム先発平均と比較してもかなり低いですね~。
しかし、クローザー経験後はこれが改善されています。

クローザー経験後の有原投手、ストレート内角比率は約19%
日ハムの先発平均と同じ比率まで上昇してきました。

ストレートについてまとめますと・・

  • ストレートの平均球速が上がった
  • ストレートで150㎞以上を計測することが多くなった
  • ストレートを内角に投げるようになった

これが有原投手復活の要因となっていると考えます。
この「ストレートが強くなる」ことによって何が起こるのか・

変化球で勝負ができるようになること。
つまり、変化球の被打率が向上することです。

日ハム有原投手の変化球被打率について

有原投手、フォークに関してはクローザー前から無敵状態でしたが、
それ以外の変化球はめった打ち状態でした。
表の通り被打率は0.435。
これではさすがにキツイですね・・・

これがクローザーを経験した後は劇的に改善。
被打率は0.130まで向上しています。
これはまるで別人・・・

参考までに有原投手の2018年球種比率(先発時)はこの通りです。

変化球の被打率が向上した要因はこう考えます。

ストレートが強くなり、内角を攻めるようになったから

投球の原点はストレート。
今回は、これをガツンと思い知らされた感じがしましたね。

日ハム有原投手のストレート被打率

ちなみに有原投手のストレート被打率も改善しています。

それでも多少高めではありますが、
狙ってストレートを打たれても凡打で打ち取れるケースが増えてきたようです。

まとめ

まとめますと・・・

  • ストレートが力強くなった
  • ストレートで内角を攻めるようになった
  • 結果として変化球の被打率が劇的に向上した

好投が続く要因は、
変化球の被打率が向上したことが大きいと思います。
そしてその理由の根底にあるのはやはりストレートの質でしょうね。

力強いストレートがあってこその変化球
勉強になりました。このブログで有原投手を追っかけていて良かったです(笑)

ひとつ思うのは・・・
クローザー経験前も捕手は内角を要求していたと思うんですよね。
もう一回「クローザー前」のコース比率を見てもらいたいのですが・・

クローザー経験前。
内角の要求が少ないのであれば、
外角比率が他先発平均よりも増えるはずなんです。
※ストレートを真ん中に構えることはそんなに多くないと思うので

しかし外角比率は他先発平均と比較しても同程度。
それでありながら有原投手のストレートはコース真ん中の比率が高い。

仮説ですが、ようするに・・・

捕手は内角に要求しているが、投げ切れず真ん中に集まってきてしまう

これがクローザー経験したことにより改善されてきた・・・

と見ることができますかね。
う~ん、人間ってちょっとしたきっかけで変わるものですね。
この配置転換を決断した栗山監督は凄いと思いますねぇ。

また・・有原投手が不調時の原因分析については、
以前3記事書いております。
良かったら見ていってください。

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