9月UZRランキング

【2018年9月最終】UZR(守備指標)ランキング。西川選手が好調!

こんにちは。
デルタ社が公開しているUZR(守備指標)ランキングを毎週追っている
てぃー(@th0m0m)です。

「UZR(守備指標)」ってなに・・?というかたは、
守備を「指標」で評価ができる「UZR」とは?理解すると野球の楽しみが2倍に!
で詳しく解説してますので、ぜひ見てみてください。

UZR(守備指標)とは?2018年ランキング
守備を「指標」で評価ができる「UZR」とは?理解すると野球の楽しみが2倍に!※2018年UZRランキング含む最近よく見かける「UZR」とはいったい何を意味する指標でしょうか? この指標を理解することによって、守備を客観的に「数値」で評価ができるようになります。 UZRは平均的な同じ守備位置の野手と比較して、「どれだけチームの失点を防いだか」という指標になっています。...

9月も終了してペナントレースは残り僅か・・となってきましたね!
特にセ・リーグはクライマックスシリーズへ向けた争いも激化しています。

そんな中、昨今注目されているのがUZR(守備指標)。
先週は日ハムのセンター西川選手が好調で数値を大きく伸ばしています
そのあたりも含めてしっかりと見ていきましょう。

だいたい5分程度で読み終わる内容となってますので、
少々お付き合いお願いします。

ファーストUZR(守備指標)ランキング:井上選手がトップに!


注意:画像の「2017年GG賞」がビシエド選手となっていますが、
正しくはロペス選手です

ファーストのトップは山川選手から井上選手に変わりました。
しかし、依然として混戦模様。
最後まで目が離せませんね~。

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セカンドUZR(守備指標)ランキング:菊池選手が突き放す


セカンドは菊池選手がトップをキープ。
山田選手との差を先週よりも若干広げています。

菊池選手のUZR10.7は今季最高の数値であり、
やっぱり地力はありますね~。
山田選手がどこまで迫れるか注目です。

また、山田選手と菊池選手はUZRの数値は近くても守備の内容が正反対です。
これについては・・・
【2018年9月3週】UZR(守備指標)ランキング。山田・菊池選手の違い
で詳しく解説しています。
簡単にまとめますと、こんな感じです。

  • 菊池選手→守備範囲は広くないが「併殺能力」と際立つ「難しい打球の捌き」
  • 山田選手→広い守備範囲
【2018年9月3週】UZR(守備指標)ランキング。山田・菊池選手の違い2018年9月3週のUZR(守備指標)ランキングです。今週はファーストに動きがありましたね。山川選手がトップに立っています。また、セカンドは山田選手と菊池選手が僅差の争いですが、2人の内容を見てみると全く正反対の特徴が指標にでています。このあたりを詳しく見ていきたいと思います。...

ショートUZR(守備指標)ランキング:源田選手が止まらない


ショートはもはやコメントありません(笑)
源田選手が圧倒的にトップを突き進んでいます。
源田選手の凄さについては・・・
【2018年9月4週】UZRランキング。源田選手のひとり旅
で詳しく書いています。

なんといっても凄いのが・・・
ショート名手の安達選手と坂本選手がいてもこの突き抜け具合・・といったところ。
UZR(守備指標)は相対評価ですので、
それが逆に凄さを強調していますね~。

【2018年9月4週】UZRランキング。源田選手のひとり旅2018年9月第4週のUZR(守備指標)ランキングです。 ショートは相変わらず源田選手の一人旅状態です。 何が凄いかと言うと、このUZRは「相対評価」なわけで、 名手の坂本選手と安達選手がいるにも関わらず断トツトップ・・ここに凄さがありますね。もっと注目されるべき選手だと思っています。...

サードUZR(守備指標)ランキング:松田選手の独走


サードは大勢も決していまして、
松田選手の独走です。

一時期が大混戦の模様だったのですが、
終盤にきて松田選手が他選手を突き放す展開。
もう誰も追いつけませんね~。

レフトUZR(守備指標)ランキング:島内選手がついにトップ!


レフトは動きがありまして、
島内選手がついに規定に達しました。
そのため、今まで近藤選手がトップでしたが入れ替わりますね。

UZRは守備イニング数が多いほど数値は高くなる傾向があります。
そのため、純粋に守備力を比較したい場合「UZR1000」を使いますが、
この「UZR1000」でも近藤選手と比較した場合かなり差がありますね。

規定にさえ届けば、このままトップで駆け抜けそうです。

センターUZR(守備指標)ランキング:西川選手が好調


センターのUZRトップは変わらず桑原選手ですが、
先週は日ハム西川選手が数値を大きく上げてきました。

以前も西川選手は記事中で取り上げたのですが、
守備範囲は12球団屈指なものの、
送球(肩)の指標で大きく数値を下げてしまうんですよねぇ。
どうしようもないのですが、これがもったいない。

これはセンター上位3名のUZR詳細です。

  • ARM (送球貢献)・・捕殺数だけでなく、走者の進塁をどれだけ抑止したかを計る指標
  • RngR(守備範囲)・・守備範囲の広さを表す指標
  • ErrR(失策防止)・・平均的な失策発生状況と比較し、「どれだけ失策を犯したか」ということから貢献度を計った指標

守備範囲を示すRngRの指標は守備の名手が集まるセンターで2位。
これは素晴らしい数値ですね。
しかし送球貢献を示すARMの数値は-4.4

UZRは「0」が12球団平均となりますので、
西川選手の送球は「12球団平均を大きく割っている」ということになります。

このARM(送球貢献)は捕殺だけを計算しているわけではありません。
「走者の進塁をどれだけ抑止したか」も含みますので、
西川選手に打球が飛んだ場合、
積極的に次の塁を狙われていることがわかります。

この「送球」が・・・せめて12球団平均並み~少しプラスであれば、
センターUZRで1位まで見えてくるのですが・・
なので日ハムファンの僕からすると「もったいない」と感じるわけですねぇ。

しかし、肩というのは天性のモノもありますので、
どうしようもないことも事実。
それだけにもどかしいですね・・・

ライトUZR(守備指標)ランキング:大田選手が差を詰める


僕は日ハムファンですので、どうしても大田選手を中心に見てしまいますが・・
上位3人の差が縮まってきましたね~。

大田選手が数値を伸ばした・・というよりも、
上2人が少し数値を落としているため、
結果的に差が縮まってきた感じです。

大田選手が上位2人をまくれるかどうか注目ですね~。

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まとめ

まとめますと・・・

  • 西川選手が先週は好調で大きく数値を伸ばす
  • 西川選手の守備範囲は12球団トップクラスも送球評価は大きくマイナス
  • 島内選手が規定に達したためレフトUZRで1位

シーズンも残り僅かとなってきました。
ゴールデングラブ賞とUZRの比較が楽しみになってくる時期ですね(笑)
今年のゴールデングラブ賞はどうなるでしょうか。

ちなみにUZR(守備指標)はセイバーメトリクスの指標のひとつです。
「セイバーメトリクス」ってなに?という方には、
セイバーメトリクスとは?「指標」と「統計データ」で野球の楽しみを広げるで詳しく解説しています。

セイバーメトリクスとは?「指標」と「統計データ」で野球の楽しみを広げるセイバーメトリクスには野球の楽しみを広げる指標が無数にあります。今回はこの無数の指標から、「理解しておくと楽しめる指標」をまとめてみました。指標が多すぎてどれを見れば良いのかわからない・・など思っている方におすすめです。...
理解しておきたい指標などまとめてありますので、
ぜひどうぞ。

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