こんにちは。
ひとつ勝つのって凄く難しいんだなぁ・・・
と、先日の日ハム-西武の首位攻防戦を見て再認識させられた
てぃー(@th0m0m)です。
この記事は、毎週定期で更新しているUZR(守備指標)ランキングです。
シーズンも8月に入って後半戦。
守備イニング数も増えてきてUZR(守備指標)の数値は安定するのかな・・・
と思いきや、結構上下に動く動く。
前回は西武の源田選手が好調・・ということで、
動画つきで注目しましたね。
▷【2018年7月4週】UZR(守備指標)ランキング。ショート源田選手が独走
※源田選手の素晴らしい守備を動画で見たい人はこちらをどうぞ
そもそもUZR(守備指標)ってなんだろう・・?
というかたはこちらで詳しく解説しています。
源田選手は引き続き好調ですが、
セカンドの菊池選手も好調のようで、
UZR(守備指標)の数値はずっと上昇しっぱなしなんですよね。
さすが地力があるよなぁ・・・
UZR(守備指標)は12球団平均の数値が0になるように調整されています。
この「平均」も上下しますし、
守備機会も当然あったりなかったり・・・なので、
短期で見た場合どうしても数値は上下します。
しかし、菊池選手はこの2か月間ずっと上がりっぱなしなんですよね。
そのあたりも含めて今週も見ていきたいと思います。
5分程度で読める記事となってますので、
少々おつきあい下さい。
Contents
ファーストUZR(守備指標)ランキング:山川選手が数値を伸ばす
ファーストですが、
ここにきて西武の山川選手が数値を伸ばしてきましたね。
しかし・・・ファーストも地味にレベルが高いような。
UZR(守備指標)では井上選手が頭ひとつ抜けていますが、
銀次選手~内川選手まではほとんど横一線。
守備イニング数を揃えて比較するUZR1000では少し差がありますが・・・
ファーストのUZRは、
ここ2ヶ月は大きな動きが無かったのでちょっと注目したいですね。
セカンドUZR(守備指標)ランキング:菊池選手が更にトップに接近!
セカンドは吉川選手が故障・・・
というなかで、菊池選手が引き続き好調で数値を伸ばしています。
引き続き・・・というか、もう2か月ぐらい数値伸ばしっぱなしですけど。
じわじわと毎週数値を伸ばしているのがわかります。
もう少しセカンドのUZRを詳しく見てみましょう。
菊池選手といえば派手なファインプレーを連発しているイメージがありますが・・・
守備範囲を示すRngRの数値が意外と低いんですよね。
- ARM (送球貢献)・・捕殺数だけでなく、走者の進塁をどれだけ抑止したかを計る指標
- DPR (併殺貢献)・・併殺が期待される状況で、どれだけ併殺を完成させたかを計る指標
- RngR(守備範囲)・・守備範囲の広さを表す指標
- ErrR(失策防止)・・平均的な失策発生状況と比較し、「どれだけ失策を犯したか」ということから貢献度を計った指標
失策防止のErrRも高数値なんですが、
際立つのが併殺貢献を示すDPRの数値なんですよね。
この数値が2016年以降は非常に高い。
指標を見ると・・守備範囲は12球団平均よりもやや低いが、
12球団平均よりも併殺を取るレベルが格段に高いということか・・・
ちなみに失策防止のErrRは高い数値を示してます。
つまり・・
平均的な選手であれば失策する可能性が高い打球を「なんなく高いレベルで捌いている」
と、見ることができますね。
正直な話、僕自身は最近の菊池選手の守備をじっくり見ていたわけではないので、
少し注目して見ていきたいと思います。
ショートUZR(守備指標)ランキング:源田選手は好調キープ
ショートは先週から源田選手が独走状態。
ポジションの特性上、
12球団ともに守備レベルの高い選手がショートを守ると思いますので、
なかなか飛びぬけた数値をだすのは難しい・・・
と思うのですが、これですからね。
ちなみに大和選手が常に0付近の数値となっています。
ここ以上が12球団平均より上・・
ということで、イメージしやすいんだかしにくいんだか・・
サードUZR(守備指標)ランキング:中村選手が2位に浮上
サードは西武のおかわりくんこと中村選手が規定守備イニング数に達したため、
2位に浮上。
UZRは特性上、
守備イニング数が多いほど高数値になる傾向があるため、
守備力を比較したいときはUZR1000の方を見たりします。
そうすると・・・
現時点では松田選手とおかわりくんの二人の数値が際立ってますね。
一時期競っていたレアード選手と鈴木選手は下がっていきました。
またどこかで上がってくるかな?
レフトUZR(守備指標)ランキング:福留選手がトップに・・
レフトは金子選手が規定守備イニング数以下になってしまったため、
表から消えてしまいました。
ということで、福留選手がトップの位置に。
正直ちょっと微妙な争いになりそう・・・
センターUZR(守備指標)ランキング:大島選手がトップを維持
センターは大島選手がトップをキープしていますね。
現時点では大島選手と桑原選手の一騎打ち状態です。
ちょっと丸選手は落ちていきましたね・・
ライトUZR(守備指標)ランキング:平田選手が引き続き好調
ライトは完全に上位3人の争いです。
大田選手は故障中・・・
ということで、平田選手が数値を伸ばしています。
UZR1000の方では大田選手がトップ。
早く帰ってきてほしいものですね。
まとめ
まとめますと・・・
- セカンドの菊池選手が独走状態だった吉川選手に迫る勢い
- ショート源田選手は引き続き断トツでトップ
- サードのおかわりくんにも注目
セ・リーグも「パ・リーグTV」みたいのがあると良いんですけどね。
パ・リーグTVはまとめて色々な動画が見れて便利なんです。
ちなみにUZR(守備指標)以外のセイバーメトリクスの指標を知りたい方は、
セイバーメトリクスとは?「指標」と「統計データ」で野球の楽しみを広げるで詳しく解説しています。