金子 弌大投手

【日ハム】金子弌大投手の成績と指標をまとめてみた。悪化するK-BB率(奪三振ー与四球)

【日ハム】金子弌大投手の成績と指標をまとめてみた。悪化するK-BB率(奪三振ー与四球)

こんにちは。
生まれたときから日ハムファンの
てぃー(@th0m0m)です。

2019年の楽しみのひとつ「金子弌大投手」です。
いや〜楽しみですね!
先発投手不足で若手中心の日ハムからすると、
頼もしい限りです。

さて・・・
そこで金子投手のオリックス時代の成績をしっかりと振り返っておきたいと思います。
金子投手のイメージといえば・・・

  • 多彩な変化球
  • 抜群のコントロール

このあたりをイメージすると思います。
しかし、ここ3年の指標を見てみるとちょっと心配な部分も見えてきますね。
心配な部分というのはここです。

  • FIP(投手能力)指標の数値が悪化傾向
  • K-BB%(奪三振-与四球)の数値が悪化傾向

FIP(投手能力)については・・・
野球の指標「FIP」とは?投手の能力を純粋に表す指標

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野球の指標「FIP」とは?投手の能力を純粋に表す指標野球の指標「FIP」について解説しています。この指標は投手の能力を純粋に表す指標であり、「奪三振」「与四死球」「被本塁打」の数値から計算式は構成されています。近年注目されている指標なので、ぜひ理解しておきましょう。...
で詳しく解説しています。
簡単に言いますと・・

純粋な投手の能力(奪三振・与四球・被本塁打)」の数値

ですね。
防御率と同じで低ければ低いほど良好です。

このあたりも含めて、
詳しく見ていきたいと思います。

だいたい7分程度で読める内容となってますので、
少々おつきあいください。

金子弌大投手(オリックス時代)の2006年〜2018年成績

【日ハム】金子千尋(元オリックス)投球成績2006-2019

データはデルタ社(1.02 Essence of Baseball)が公開しているものを参考にしております。
WAR(総合指標)やゴロ率は2014年以降のみです。

近年重要視される指標「WAR」とは?貢献度を評価する野手と投手の究極的な指標「WAR」とはセイバーメトリクスの中でも「野手の貢献度を評価する究極的な指標」と言われています。 打撃評価、走塁評価、守備評価、補正値を合わせて算出します。ここでは2018年WARランキングを交えて解説していきます。 ...

やはり2016年以降の成績はちょっと気になりますね。
防御率もそうですが、
注目したいのはFIP(投手能力)の数値です。

徐々に悪化するFIP(投手能力)の指標

金子LOB-K-BB2016-2018

2014年は「FIP 2.41」と抜群の成績を収めた金子投手ですが、
2015年からは少しづつFIP(投手能力)の数値が悪化傾向に。

FIP(投手能力)の数値が悪化する・・ということは・・

  1. 奪三振が奪えなくなってくる
  2. 与四球が増えてくる
  3. 被本塁打が増えてくる

こういった傾向にあるわけです。

1年だけポンっと悪化しているのであれば、
「そういう年もあるか」で終わる話ですが、
2015年から徐々に悪化していっているのが気になります

悪化するK-BB率(奪三振ー与四球)

奪三振率から与四球率を引く「K-BB率」を見てみましょう。

この数値が高い=三振が多く与四球が少ない=優秀

ということになりますが・・・
金子LOB-K-BB2016-2018

2016年からガタっと落ちてきていますね〜。
右肘の手術をしたのが2014年のオフ。
2015年のオフも右肩の調子がいまひとつでしたっけ?
そういった部分も影響しているのでしょうか。

もう少し詳しく見ていきましょう。

悪化する与四球率と奪三振率

表にしてみると与四球率の悪化が目立ちます
金子三振率フォーカス

奪三振が取れなくなってきているのも気になりますが・・・
K%グラフ

与四球率はグググっと悪化しています。
BB%グラフ

与四球率が悪化する要因っていろいろあると思うんですよね。

  1. 年齢や故障の影響で、単純にストライクが入らなくなってきた
  2. 球威が無くなり、コースを今まで以上に丁寧に狙わなくてはいけなくなり、
    結果として四球が増える
  3. 両方の影響

さて、金子投手がどちらでしょうか?
僕は正直金子投手をあまり細かく見ていなかったので、
2019年のシーズンが始まったらじっくり見てみたいと思っています。

FIP(投手能力) 2.41って凄いの?

金子投手が2014年に残した「FIP 2.41」ってどのくらい凄いのでしょうか?
おそらくこの記事を読んでいるあなたも、
あまりイメージがつかないのではないでしょうか?

僕もつきません(笑)
なのでちょっと調べてみました。

FIP 2.20〜FIP 2.60を記録した投手(2014年以降規定以上)

  • 大谷 翔平(2015年)→FIP 2.28
  • 則本 昂大(2017年)→FIP 2.38
  • 金子 千尋(2014年)→FIP 2.41
  • 前田 健太(2015年)→FIP 2.42
  • 菅野 智之(2016年)→FIP 2.56
  • R・メッセンジャー(2017年)→FIP 2.58
  • M・マイコラス(2017年)→FIP 2.59

う〜ん。錚々たるメンバーですね。
球界を代表するレベルの数値です。

FIP(投手能力) 4.00付近ってどんな投手がいるの?

金子投手の全盛期のレベルはわかりましたね。
球界を代表するレベルの能力指標です

しかしここ3年の金子投手のFIP(投手能力)は4.00付近。
FIP 4.00付近はどんな投手がいるのでしょうか
ちょっと見てみましょう。

FIP 3.95〜FIP 4.05の投手(2014年以降規定以上)

2014年

  • 岩田 稔→FIP 3.95
  • J・スタンリッジ→FIP 3.96
  • 杉内 俊哉→FIP 4.00

2015年
該当者なし

2016年

  • 涌井 秀章→FIP 3.96
  • 和田 毅 →FIP 3.97
  • 金子 千尋→FIP 3.98
  • 井納 翔一→FIP 3.99
  • 石田 健大→FIP 4.04

2017年
該当者なし

2018年

  • 多和田 真三郎→FIP 3.95
  • 大瀬良 大地 →FIP 4.05

2018年の成績表を見ていると、
中央値よりは低い位置づけとなってきます

ここ3年間の数値がこのあたりなので、
一気に全盛期付近まで復活!というのは、
さすがに期待しにくいかなぁ〜・・・

まとめ 金子投手の2019年成績予想(期待)

金子投手についてまとめますと・・・

  • 全盛期は球界を代表するクラスの指標
  • ここ3年のFIP(投手能力)は中央値よりも低い状態

しかし・・・
故障さえしなければイニングは食ってくれそうなので、
ずばりこのぐらいやってくれれば100点ではないでしょうか。

  • 10勝10敗 160イニング
  • 防御率 3.80
  • FIP(投手能力)4.00

イメージとしては、
マルティネス投手がもう一人増えたようなイメージです。
指標のバランスもここ3年は似てる(?)ので。

ちょっと期待すぎかな?
来シーズン終わったら振り返ってみましょう。

ちなみに、FIPはセイバーメトリクスの指標のひとつです。
「セイバーメトリクス」ってなに?という方には、
こちらで詳しく解説しています。

理解しておきたい指標などまとめてありますので、
ぜひどうぞ。

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