こんにちは。
産まれたときから日ハムファンの
てぃー(@th0m0m)です。
今回は野球センスあふれるユーティリティプレーヤーの
「近藤選手」守備指標まとめです。
守備指標は何を使うのかと言いますと、
このブログではデルタ社が公開している「UZR」を見ていきます。
「UZR」とは簡単に説明しますと・・
平均的な同じ守備位置の野手と比較して、どれだけチームの失点を防いだか
という指標になります。
各ポジションごとの「相対評価」となり、
当然数値が高い方が優秀ということです。
もっと「UZR(守備指標)」について詳しく知りたい人は、
守備を「指標」で評価ができる「UZR」とは?理解すると野球の楽しみが2倍に!
で詳しく解説しています。
近藤選手はDHで出場していたり、
怪我がちだったりして守備イニング数は毎年少なめです。
なので、今回は2014年と2018年に注目していきたいと思います。
結論から言ってしまいますと・・・
ぜひとも2019年は「サード近藤健介」が見たいですね~。
当時のUZR(守備指標)は抜群の数値でした。
サードで1年やればゴールデングラブ賞取れると思いますね。
だいたい5分程度で読める内容ですので、
少々おつきあいください。
Contents
【2014年】近藤選手サードのUZR(守備指標)は抜群の数値!
日ハムファンであれば、ぜひここに注目したいところですね!
近藤選手のサードでの守備です。
当時見ていても「うまいなぁ・・」と感心しきりでしたが、
実際には守備指標も抜群でした。
2014年のサードUZRランキングを見てみましょう。
近藤選手は当時20歳。
当時サードでレギュラーだった小谷野選手の故障により、
サードを守る機会が途中から増えました。
そういった理由もあり、守備イニング数は規定以下となっています。
しかし、UZRは守備イニング数が多くなるほど数値は高くなる傾向があります。
注目したいのは、
守備イニング数が規定以下にも関わらず、
UZRの数値はサードでトップの位置。
守備イニング数を揃えて比較ができる「UZR1000」では断トツでトップになっています。
近藤選手サードでの守備は「横浜高校時代以来」
ポテンシャルを感じるのはこの部分ですよね。
久しぶりにサードの守備についたにも関わらず、UZR(守備指標)はトップの数値
当然、高校野球とプロ野球でのレベルの差は大きいです。
それでも即席でこの数値を残せる・・ということは、
素晴らしいセンスを感じますよね。
じっくりサードで練習を積めば、
かならずゴールデングラブ賞を取れると確信しています。
近藤選手サードでの強みは「広い守備範囲」
近藤選手のサードですが、
守備範囲を示すRngRの数値が飛びぬけていますね。
- 近藤 健介・・RngR 11.1
- H・ルナ ・・RngR 6.1
- 松田 宣浩・・RngR 6.0
- 今成 亮太・・RngR 2.3
近藤選手の守備イニング数は他選手の約半分ですので、
1年間フルで出場できれば更に数値を伸ばせると思います。
それに加えて・・・
併殺貢献のDPRがマイナスになっていますが、
これも練習を積んで慣れてくればプラスにもっていけると思うんですよね。
失策防止のErrRだって、
グラブ捌きは上手いし美しいので練習積めばもっとプラスに持っていけるはずです。
幸い年齢も2019年で25歳。
まだまだこれからの年齢です。
一刻も早くサードの守備位置につき、
スペシャリストになってほしいものですね~。
2018年現在のサードUZR(守備指標)は松田選手の1強で、
全体的にいまひとつな感じを見受けます。
詳しくは【2018年サード】UZR(守備指標)ランキング 確定版で書いています。
ここに一石投じて欲しいものです。
【2018年】近藤選手レフトのUZRは2位の数値
2018年の近藤選手ですが、レフトでUZR2位となりました。
持ち前のセンスの良さでレフトでもUZRは大幅プラスとなっています。
しかし・・
レフトは正直に言うと守備力が劣る選手が多く入ってくるため、
平均値が下がり気味となります。
そのため、
ちょっと守備ができる選手がレフトに入るとUZRは大幅プラスに振れる傾向があるんですよね。
しかもゴールデングラブ賞はやはりセンターの選手に集中します。
ファンとしては「ゴールデングラブ賞の近藤健介」を見たいところ。
じゃあ、近藤選手がセンターに入ったとしたらどのくらいUZRの数値を残せるかと考えると・・
う~ん・・という感じがしてします。
もちろんゴールデングラブ賞を取るために試合をやるわけではないのですが、
日本球界のサード守備の薄さを考えても、
近藤選手がサードでスペシャリストになってほしいところだな・・と感じますねぇ。
ちなみに2018年のレフトUZRに関しては
【2018年レフト】UZR(守備指標)ランキング 確定版
で詳しく書いています。
まとめ
2015年~2017年は守備イニング数が極端に少ないため割愛しました。
まとめますと・・・
- 近藤選手のサードがみたい
- サードならゴールデングラブ賞を獲得できる
- サードのUZRから非常に高いポテンシャルを感じる
2018年11月半ば現在、
サードを守っていたレアード選手と日ハムは契約がまとまっていません。
契約できない可能性が高い・・とも言われています。
レアード選手は日ハムでも人気の選手なので、
いなくなってしまうのは寂しいですが・・・
それでも個人的には近藤選手がサードを守ってほしいと思っています。
打撃力に関しては説明不要ですので、
球界を代表するサードになれるポテンシャルを感じます。
どうなるかなぁ・・・
もちろん人によって感じ方は人それぞれですので、
何か感じることがある人は気軽に記事下からコメントくださいね。
ちなみに、UZRはセイバーメトリクスの指標のひとつです。
「セイバーメトリクス」ってなに?という方には、
こちらで詳しく解説しています。
理解しておきたい指標などまとめてありますので、
ぜひどうぞ。
▷【日ハム】中島選手のUZR(守備指標) ※2014年~2018年まとめ
▷【日ハム】横尾選手の守備指標(UZR)は意外と悪くない? ※2017年~2018年まとめ
▷▷【日ハム】石井一成選手のUZR(守備指標) ※2017年~2018年まとめ
▷【日ハム】渡邉選手の守備指標(UZR)は来年期待できる?※2018年まとめ
▷【日ハム】大田選手のUZR(守備指標)は移籍後好調に! ※2014年~2018年まとめ
▷【日ハム】西川選手のUZR(守備指標)高数値は努力の証 ※2014~2018年まとめ
松田選手に限らず各球団のサードのレギュラーが高齢化の傾向があるので、
新規でGG賞を獲得するならサードは狙いどころのポジションではありますね。
あとチーム事情的にも仮に数年後成長した清宮選手がファーストのレギュラー獲得した際、
中田選手のポジションはDHでは無く古巣のレフトへの再コンバートが第一候補に挙げられるでしょうし。
ただそもそも近藤選手が捕手を諦めた理由が送球がイップスの傾向があった事だから、
近藤選手に内野をあまりやらせたくないというのがここ数年の起用法の実情でしょう。
まぁ別に肩そのものが壊れた訳じゃないしもう1回サードをやらしても良い気がしますけどね。
何より強肩が健在なら当時の様に普通のサードより深く守れる分守備範囲が広く守れそうですし。
>サードは狙いどころのポジション
そうなんですよね~。
規定以上だと松田選手の次に指標が良いのがレアード選手ですが、
見ていても結構波もありますし、
正直ここ2年はちょっと守備に関しては微妙な感じを見受けます。
近藤選手に限らず、若手の守備上手い選手がサードに入って来たら、
指標的にはすぐ突き抜ける可能性はありそうですね。
>近藤選手が捕手を諦めた理由が送球がイップス
近藤選手の送球ですが、
サードや外野からの返球は安定していて、
強肩で見ていても気持ちが良いぐらいなので、
心配ないかな~と思ってます。
その代わり捕手ではバント処理すら見ていて怖いぐらいだったので、
捕手での復帰は厳しいと思うんですよね。
なので、ここはサード1本でいくのを個人的には見たいところです。
あと、最近はレアード選手がタイミングよくサードに入ってしまったので、
近藤選手のサード案は消えてしまいましたね。
怪我しがちでもありましたので・・・
しかもサードを守っていたのは今から4年前なので、
やはり勘を戻すためには練習も必要でしょうしね。
ただ、横尾選手も伸びてきていますので、
来年は正直どうなるかやってみないとわからない・・というところです。
「レアード選手が残留!」なんてこともあるかもしれませんし(笑)