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加藤 貴之投手

リード(配球)を変えてきた日ハム鶴岡捕手と加藤投手。勝負球が直球に。

同じことをやって違う結果を求めるのは狂人だ

※なんだか有名な言葉

過去5戦、加藤投手は全て清水捕手とのコンビでしたが、
この日(5月6日)は鶴岡捕手との初コンビ
ツイッターでも前々回の登板前に流したんですが、見たかったんですよね~。


加藤投手は5回~6回あたりで捕まることが多く、パッとしない内容が続いてました。
こうなったら個人的に、この試合の見どころは一つです

  • 鶴岡捕手がどのようなリードをするのか

もちろん勝ってくれるに越したことはないのですが、
勝ち負け以上に、ベテラン鶴岡捕手がどのように加藤投手を引っ張っていくのか。
この部分に興味が湧きました。

僕が栗山監督が好きな理由の一つに意図の無いことはやらないことが挙げられます。
仕掛けてくるには必ず意図が見られるのです。
鶴岡捕手に変えてきたからには必ず違う攻め方をしてくるはず・・
変化があったのは対右打者への入りと、追い込んでからの勝負球です。

加藤投手:課題の対右打者への対応

初球の入りについて

今までの初球の入り、
過去の試合では直球が61.8%とストレートで入ることが多かったですね。
このストレートの内、外角へのストレートは34.5%となっており、
どちらかというと内角ストレートで入ってくるケースが多かった形です。
ではこれがどう変わったのか。

初球の入りはストレートではなく、外角に逃げるシュートがメイン。スローカーブやフォークなども交えつつ、まともにストレートで入るケースが激減しました。

ボール先行の状況での投球

ちなみにB0-S1,B0-S2のカウントからも、まともにストレートで入ってきません。

このカウントではストレートに頼らず、持ち球を駆使して一つストライクを取りに行っている印象です。

B0-S1,B1-S1での投球での投球

後半以外ストレートはほぼ0です。変化球が主体ですとなっています。


ちなみに過去の試合、このカウント状況ではストレートの比率は46.0%と、それなりに高い確率でストレートを投じていました。
加藤投手の場合、この追い込むまでに使用するストレートを狙われてピンチを作っていたんですよね。

まとめ―1
  • 今までの課題
  • 追い込む前にストレートを狙われ、ピンチを作る

  • その対策方法
  • 今までのデータと違い、シュートや変化球から入ることにより相手に的を絞らせない

では追い込んでからどうするのか。残る球種はストレートですね。

2ストライクでの投球

追い込んでからは強気にストレートで勝負となりました。2ストライク時の直球比率はこの日63.6%と、かなり高い確率でストレートを選択していましたことがわかります。

ちなみに過去4戦では直球比率は46.7%となっており、
フォークが45.3%となっておりました
今までフォークを勝負球としていましたが、この日は一転ストレートが勝負球。
相手のウラをかけたはずです

まとめ:リード(配球)を変えてきた鶴岡捕手と加藤投手

まとめ―2

  1. 浅いカウントではシュートか変化球で入る
  2. 追い込んでからの勝負球はストレート
  3. 結果として相手のウラをかいた投球ができた

試合後、加藤投手初めて鶴岡捕手と組ませたことについて栗山監督はこう話していました。

「イメージも変わると思うので、ツルの知恵と経験を借りながら。ツルも頑張りましたし、加藤もよく頑張ってくれました。」

「同じピッチングをしていてもキャッチャーが変わればリードは変わるから。清水がどうのこうのではなくて、これも戦略の一つ。先に植え付けることとかあるし、気づいてほしいこともあるので」

栗山監督のコメント引用元:パ・リーグインサイト

栗山監督のコメントの通り、これで次回清水捕手に戻ったとしても相手は配球を予想しにくくなりますね。
加藤投手の引き出しが増えたとも言うことができると思います。

また、当然こういうデータは相手にも伝わっているわけで、どこに狙いを絞ってくるのか・・
などを見ていくのも面白いですね。
次回の登板が楽しみになりました。

ABOUT ME
てぃー
てぃー
物心がついた時から日本ハムファイターズのファン。 札幌移転を機に日ハムを追っかけて札幌へ6年ほど移住し、 福住周辺に住み込む。 詳細はこちらをどうぞ。 現在は埼玉県在住30代。 ネパールで野球を広めるNPO法人ラリグラスの会理事として活動中。

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