イップスについて

野球選手を苦しめるイップスとは?体験談を交えてイップスを考える

野球選手を苦しめるイップスについて

イップス (yips) は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のことである。

本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが、
現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。
引用元:Wikipedia

「イップス」という言葉はもともとゴルフにおいて用いられてきました

「イップス」になってしまうと、
いままで容易にできていたプレーが突然できなくなってしまう
できるかできないかの難しいプレーではなく、
「いままでできていた容易なプレー」というところがポイントです。
10回トライしたら10回成功するような容易なプレーが思い通りにできなくなってしまうわけです。

この言葉、現代ではスポーツ全般で使われており、
スポーツをしない一般層にも「イップス」という言葉は浸透してきていますね。

なぜ昔からゴルフにおいて「イップス」という言葉が使われていたかというと・・

  1. ゴルフは「イップス」の症状にかかる選手が多い
  2. 理由としてはゴルフはメンタルにかかる部分が大きいスポーツ

ようするに・・・

イップスは精神的(メンタル)な症状である

ということですね。

ここでは体験談を交えて「イップス」について考えていきたいと思います。
この記事でわかることは・・・

  • イップスとは何か
  • イップスの体験談
  • イップスになる原因

だいたい5分程度で読める内容とあってますので、
少々おつきあいください。

【野球】イップスの症状・・キャッチャーで返球ができなくなった

こんにちは。
ファイターズドットコムの管理人 てぃー(@th0m0m)です。
僕は中学2年生の時、
捕手をやってましたが突然マウンドまでの返球ができなくなりました
この「イップス」について少し考えてみたいと思います。

まずは僕の野球経歴です。

野球の経歴

小学校3年生から野球を始める。

  • 小学校3年〜4年生・・・ポジションはセンター
  • 小学校5年〜6年生・・・ポジションはサード
  • 中学校1年〜2年・・・ポジションはサード
  • 中学校2年生・・・・・ポジションはキャッチャー
  • 中学校2年〜3年・・・ポジションはサード
  • 高校1年〜3年生・・・ポジションはサード
  • 草野球では投手・センターを中心に薄いところどこでも守る

小学生〜中学1年までは主にサードを守っており、
送球は多少難ありながら(技術不足)も守備が好きだったので、
自信をもって守備についていました。

バッティングよりも守備が好きな子だったんです(笑)

中学2年のときチーム事情でキャッチャーが足りなくなったため、
サードからコンバートされます。

コンバートされたのは確か、春の大会のあとぐらいですね。
2年生の夏の大会は「キャッチャー」として数試合出場しています。
※サードとしても出場してますけど

問題となったのは、夏の大会で負けてしまう前日の練習あたり。
グラウンドの端っこで投球練習を受けていたのですが・・・

急に投手への返球がままならなくなりました。

マウンドからホームベースまでの距離は約18.44メートル。
物心ついたときから毎日投げてる距離ですから、
むしろ暴投するのが難しい距離です。
にもかかわらず・・・

イップスによってキャッチャーから投手への返球が「届かない」

僕の場合、イップスの具体的な症状は・・・

キャッチャーから投手への返球が届かない

そうです。
大暴投する・・というよりもマウンドへの返球が届かないんです。

当時は「イップス」なんて言葉は一般的ではなかったので、
先輩からは当然・・・

「なにやってるんだ!」
「ちゃんと投げろ!」

など怒鳴られるわけです。
それが拍車をかけるのか、なんど返球してもマウンドへの返球が安定しないのです。
10球投げたら半分近くはワンバウンドになってしまう
こんな感じですね。

なんでこんな距離で、返球が届かないんだ・・・

夏の大会真っ最中だったので、
焦っていた記憶が強く残っています。
結局夏の大会の最後の試合は、
キャッチャーとしては出場しませんでした。

その後もイップスは治らなかったため、
キャッチャーから再度サードにコンバートされ、
その後公式戦や練習試合でキャッチャーをやることはなくなりました。

イップスの症状と原因を再度考えてみる

僕が陥ったイップスの症状をまとめてみました。

  • ポジションはキャッチャー
  • 投手への返球が届かなくなる
  • 他ポジションでの送球は問題なし

イップスは精神的な症状である。
これを元に、僕なりに原因を考えてみました。

  1. 夏の大会期間中で極度のプレッシャーを感じていた
  2. たまたま返球がうまくいかず怒られ、それがスイッチになった
  3. 返球がうまくいかないことに焦り、「もう暴投はできない」と強いプレッシャーがかかり余計に体が動かなくなった

他ポジションでは問題無し。
「もう暴投はできない」と強いプレッシャーがかかった。

という部分から・・
ストレスが溜まっていた極度な精神状態のところで怒られたことにより、

この程度の距離、ちゃんと投げなきゃ!
ミスは絶対にできない!

人間難しいもので、
そう考えれば考えるほど体に余計な力が入り、
投げ方もおかしくなります。

結果として思ったように投げられなくなる。
簡単なプレーであればあるほど、
その分プレッシャーも大きくなりますからね。

「できて当然」というのが意外と難しい・・

というのはこういったところからきてますよねぇ。

まとめ:イップスにならないためには・・・

結果として夏の大会後も症状は改善せず、
再度サードにコンバートされました。
※もともとはサードが本職でしたので

イップスは精神的な部分に原因があるため、
1度発症してしまうと克服が困難です。

理解してくれる指導者がいればまだ良いのですが、
特に学校の部活動にて指導している先生たちは専門知識を持っていないことも多く、
できないことを余計に責められてしまい
さらに精神的なダメージを深めてしまう可能性もあります。
※「学校の先生が」という部分は色々な諸事情があるので責められません

個人的な見解ですが、
イップスにならないよう「予防」することが大事なのだと感じます。
具体的には・・・

選手・指導者とともに「イップス」というものをしっかりと知識に入れておく

特に指導者の対応は非常に大事だと思います。
不必要な異常な叱責はイップスに繋がる可能性もあり、
イップスにかかった選手の対応を誤ると悪化させて選手生命を壊してしまう可能性もあります。

また、選手自身も「イップス」について知っておくことが大事だと思います。

1度かかってしまったら、
克服するにはどうすれば・・・という部分に関しては、
別記事にて考えていきたいと思います。

何かご意見やアドバイスなどがありましたら、
コメント欄に気軽に書き込んでください。
また、お問い合わせのページからも僕あてにメールを送れます。

ABOUT ME
てぃー
てぃー
物心がついた時から日本ハムファイターズのファン。 札幌移転を機に日ハムを追っかけて札幌へ6年ほど移住し、 福住周辺に住み込む。 詳細はこちらをどうぞ。 現在は埼玉県在住30代。 ネパールで野球を広めるNPO法人ラリグラスの会理事として活動中。

コメントを残す