プロ野球が開幕して3試合が終了しました。
北海道日本ハムファイターズは楽天との3連戦。
日ハム投手陣の活躍を中心に振り返ってみたいと思います。
29日 対オリックス(1回戦)札幌ドーム
▪️先発
上沢直之 6回 115球 被安打8 三振5 四死球3 失点3
侍ジャパンにも選出された上沢直之投手が開幕投手を任された。
得意の151kmのストレートを武器として、フォーク、カーブ、スライダー、カットボールを操り、
6回8被安打5奪三振3与四球3失点という結果であった。
初回に2点、4回に1点は取られたものの、大量失点を防いで試合を作ったと言える。
試合結果は、延長10回に二連続の申告敬遠で満塁を迎え、
4番中田がサヨナラ満塁ホームランを放ち、上沢投手がまず1勝目をあげた。
上沢投手は力のあるストレートと多彩な変化球で、
今後ファイターズのピッチャー陣を引っ張っていくだろう。
30日 対オリックス(2回線)札幌ドーム
▪️先発
金子弌大 5回 88球 被安打4 三振3 四死球3 失点2
オリックスから移籍してきた金子弌大投手が登板した。
彼は今年、登録名を本名である金子千尋から金子弌大に変更した。
その金子は、古巣であるオリックス打線を相手に5回4被安打3奪三振3与四球2失点で抑えた。
二回にホームランを打たれながらも、
その後の後半は調子が悪いながら無失点で抑えゲームを作った。
栗山監督も・・・
「勝たせてあげたかった。色々な思いがあっただろうし、冷静に投げろって言っても、そんな状況ではない。よくまとめてくれたと思う。次こそ勝たせてあげたい。」
と言っていた。
この試合は、開幕戦に続いて2試合連続の延長戦になった。
9回にまたもや4番の中田選手がセンター前に放ち、同点に追いついたものの、
そのまま決着が引き分けで終わった。
31日 対オリックス(3回戦)札幌ドーム
▪️先発
有原航平 7回 105球 被安打5 三振8 四死球0 失点1
この日の先発は昨年まで怪我に悩まされた有原航平投手が登板した。
5年目である今季は、キレのあるボールを取り戻し、
7回8奪三振5被安打1失点と最高のスタートを切ったと言って良い。
序盤は、ストレート中心で中盤以降は変化球中心で相手のバッターに的を絞らせなかった。
昨年まで2年連続で4点台の防御率に終わったが、
今季はキレのあるボールで二桁勝利が期待できそうだ。
チームは、3対1で二勝目をあげた。
今後注目の日ハム投手陣
来週の楽天戦、西武戦の先発投手として注目したいのは、ベテランの斎藤佑樹だ。
結果を求められている斎藤佑樹はオープン戦などを見ると、今季は期待できると感じた。
本当に今年こそ結果を残すことができるのかを確かめるために、
確認の意味を込めて先発させるべきだ。
そして今季入団した柿木連、吉田輝星などの新人がどのタイミングで1軍にあがってくるのかも注目したい。
期待されている新人投手も早めに投げさせて、1軍を経験させ自分の課題を見つけさせるべきだ。
まとめ
3月29日にプロ野球が開幕してから3試合が経過した。
結果は、2勝1分けである。
ファイターズの順位はソフトバンク、楽天に次、3位である。
キャプテンでもある4番中田選手の活躍で、サヨナラ勝ちをするなど、
野手陣は好調のスタートを切ったと言って良い。
また、投手陣も順調な結果を残していると言える。
今年こそ結果を出して欲しい斎藤佑樹、怪我で一軍を離れている清宮幸太郎、
今年入団した吉田投手・柿木投手などにも期待したい。