【2018年6月3週】UZR（守備指標）ランキング

こんにちわ、仕事が休みの日は朝から野球データ整理をしている てぃー です。

このブログでは、毎週日曜日締めでUZR（守備指標）の数値を確認しています。
ちなみに、UZR（守備指標）については・・・
守備を”指標”で評価ができる”ＵＺＲ”とは？理解すると野球の楽しみが2倍に！で詳しく解説してますので、UZRについて詳しく知りたい方は、
先にそちらを読んでもらえるとわかりやすいと思います。

今週はポジションによっては、結構数字に動きがありましたね～。
さっそく確認していきたいと思います。

ランキングはいつも通り「規定守備イニング到達者」となっています。

【6月3週】2018年UZRランキング

一塁手（ファースト）UZRランキング

ファーストは相変わらずほとんど動きはありません。
恐らく、動きの範囲はそんなに多いポジションではないので、
他のポジションよりかは差がつきにくいのではないかと思います。

しかし、UZR（守備指標）の数値がプラスになっているのは3人のみ。

• 内川選手
• 井上選手
• 中田選手

現時点では、この3人が12球団のファーストの中でレベルがひとつ違う・・
と指標上では言えそうです。
※画像では坂口選手とT-岡田選手の数字が青色になってますが赤色の間違いです

二塁手（セカンド）UZRランキング

セカンドのトップは相変わらず巨人の吉川選手です。
数値は非常に高い水準で安定してますね～。

そして、西武の浅村選手が大きく数値を落としています。
しかし浅村選手の過去UZR（守備指標）を見てみますと・・・

• 2014年・・2.2
• 2015年・・0.8
• 2016年・・8.0
• 2017年・・1.8

2016年こそ高い数値を叩き出しましたが、大体2.0付近のようなイメージでしょうか。
そう考えると、今の位置の方が妥当かもしれません。
また少しづつ数値を上げてくると思われます。

遊撃手（ショート）UZRランキング

さて、激戦ショートのUZRです。
ちょっと日ハムの中島選手が数値を落としたので、UZR1000の方を見ますと上位4人が少し抜けている状態に。
UZRには併殺貢献度を計るDPRと守備範囲を計るRngR、失策貢献を計るErrRがあるのですが、
中島選手は、このDPR（併殺貢献）が-1.6という数値で良くないんですよね。
守備範囲を示すRngRは上位4人と引けを取りません。良い数値です。

また別記事で詳しくやろうと思いますが、これは肩の強さなのかなぁ・・・
う～ん・・

三塁手（サード）UZRランキング

サードも大きな動きはありませんが、
日ハムのレアード選手が徐々に数値を落としていてるのが気になるところ。
10日前と比較すると、結構大きく数値が下がってますね。
一時的なものであれば良いのですが・・・

左翼手（レフト）UZRランキング

レフトは先週の読み通り、金子選手がUZRトップに返り咲き。
福留選手の数値は元に戻っていきました。
あとは特に動きはなさそうです。

中堅手（センター）UZRランキング

センターはちょっと動きが激しいですね。
大島選手のUZRが一気に上昇し、トップとなりました。
そして、横浜の桑原選手が規定イニングに達したため2位の位置に。

この桑原選手、守備範囲を示すRngRは0.8と平均並みの数値ですが、
送球貢献を示すARMという数値が3.4とずば抜けて高いんですよね。
これ、ちょっと別記事で詳しくやりたいところですね。
凄いなぁ・・桑原選手。

ちなみに西川選手は送球貢献のARMの数値が-1.8と悪くなり、
UZRそのものの数値を落としてしまっている感じです。
守備範囲を示すRngRは3.4と2位につけているんですけどね。
※センターのRngR（守備範囲）トップは丸選手の6.1

これも別記事でやりたいな。

右翼手（ライト）UZRランキング

ライトは平田選手が数値を上げてきており、UZRの数値ではついにトップへ。
UZR1000で守備イニングを揃えてみても、トップの大田選手に追いつきそうな状況です。
大田選手、平田選手、上林選手の3人で激戦となりそうな予感です。
ちょっと前までは大田選手1強だったんですけどね。

まとめ：2018年UZR（守備指標）ランキング

まとめますと・・・

• ショートは相変わらず激戦。特に上位4人
• センターのUZRランニングに動きあり。桑原選手の動向に注目
• ライトは平田選手が躍進。激戦の模様に

今週は結構数字の動きがありましたね～。
来週はどうなるでしょうか。楽しみです。